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社会で求められる「マイノリティー」

マイノリティー(少数派)がマジョリティー(多数派)に迎合するという光景は身の回りでよく見ますよね。でも迎合するのは嫌いだという人も一定数いると思います。女性蔑視とか、部落差別とかいろいろなテーマがあるんですが、少数意見だとしてもそれを尊重することは大事だと言われながらも、結局長いものに巻かれて生きている人が多いのが事実ですよね。

 

 

社会人は繋がるべきなのか、離れるべきなのか。

 

コミュニティー文化って素晴らしいと思います。自分の価値観を表明して、同意する人たちが集まって力を合わせて何かを成し遂げたり助け合ったり。少数派としてカミングアウトすることが、結果として大きなコミュニティーに成長することもあるかもしれません。そんな夢が実現したら素晴らしい世の中ですよね。

 

でもそもそも人間は、分かり合える動物なの? わかりあうよりも、むしろ「区別」されるべきなの?

 

 

シリコンバレー企業であるTwitterがなぜ「ブロック」という機能を付けたんでしょうね。何でもオープンにし、人と人を繋げようとするFacebookとはその思想が結構違う気がするんです。

 

 

すでに仲間が多い人は他人をブロックする事に躊躇しないのかも知れません。でもこれから多くの仲間を作りたいんだ!という人は(それは人としても動物としても自然な感情なはず)ブロックって抵抗があるはずです。

 

仲間が欲しいけどもなかなかできない人とは。

 

 

スタンダードにアウェイを感じ、マイノリティーにホームを感じる人

 

単なる「マイノリティー好き」なのか? 少数派ならなんでも良くて、多数派は全てダメなのか? これどっちなんでしょうね。居心地が良ければどちらでもいいんだとも思います。つまり・・・

 

 

自分がスタンダードなマジョリティー(大多数)側に迎合して染まる事ができれば、結果的に多くの顧客や多くの仲間たちとビジネスに発展していけます。稼げるんです。これで将来の不安も少しは払拭できるというもの。

 

しかし、どこか後ろめたい・・・。

 

 

「自分はみんなと必ずしも同じではない」

「自分は実は少し変わったところがある」

 

本当は、そんなふうに感じる人が実は多かったりするんじゃないかな。[su_highlight]本当は、他人と同じ考えの人間なんて少ないはずなんじゃないかな?[/su_highlight]

 

 

二元論的解釈になるんですが、この謎めいた「マイノリティー」(少数派)は、マジョリティーからは時に魅力的に羨ましく感じる事があるもので。

 

 

個性的ではない人間はいない。誰もが「マイナー」なのだ。

 

地球上の動物の中でも、いろいろな事を頭で考えることのできる人間って、いろんな部分がそれぞれ特別であってもおかしくなくて、特別で(個性的で)あっても論理的に組み上げられた社会的ルールの元で、社会のフレームワークに沿って生活する事ができるという、いわば特技を持っています。ただそれだけであって、本当はとても個性的な生き物だと思うんです。

 

言い換えれば、

 

  • 個人=マイナー
  • 社会=メジャー

 

とも言えるかもしれない。

 

 

 

「隣の芝は青い」

 

多数派の意見で社会を作り、社会のルールで生活をする事で”限定的な収入”と”制限付き安定”を得る事ができます。

 

その制限を受けずに自由に生活する「自由な少数派」を選んでもいい。[su_highlight]多数派からみるとRiskを背負って生きる少数派はいつでも魅力的。[/su_highlight]

 

多数派に迎合しないで生きていたら、いつの間にか[su_highlight]多数派が付いてきた[/su_highlight]という結果は決して珍しいことではないようです。

 

 

多数派から認められる少数派への「絆」

 

お金をたくさん稼ぐ時、それはつまり多くの人がお金をあなたに渡したいという意思を持つわけです。

 

人が自分からお金を差し出すトリガーになるのは、「こんな金額を渡すのは勿体無い」と思ってはいけない。つまり、この支払いに損はない、積極的に「どうぞこれ持ってって」と思う必要があります。

 

これだけの金額を渡しても必ず満足感が返ってくる、と信じるにはそこに人間としての絆を感じる事が重要と言われています。そこだけの薄っぺらなつながりではなく、今後もこの人と繋がっていられるだろうなという事が鍵です。

 

あなたに絆を感じる多くの人が、お金の所有権を動かします。

 

迎合して作られた絆よりも、迎合せずにいつの間にか出来上がっていた絆の方が神秘的で価値があります。

 

多くの人が、[su_highlight]自分だけの神秘的な世界[/su_highlight]を大切にしながら、生きていられたらいいなと思います。それを人は「マイノリティー」と呼びますが、誰しもがマイノリティーだとすれば気にすることはありません。

 

 

 

多くの人に求められるマイノリティー・パーソンを目指してみるのもオススメです。

 

 

IT Engineer, Track Producer, Video Game Remix, Ad PV BGM.

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