Unfound Messages

アンファウンド・メッセージズ・ブログ

Article

ブロックチェーンは私たちの社会にとってどんな意味があるの?

投稿日:2019-02-09 更新日:

暗号通貨と呼んでみたり、仮想通貨と呼んでみたり、さらには暗号資産と呼んでみたりと色々と変化が止まらないこの業界。社会からは怪しい詐欺の仲間のような扱いまで受けているわけですが、そもそも世界が注目しているのはその通貨価値だけではなく、その基盤となっている「ブロックチェーン」というIT技術も忘れてはいません。

 

ITエンジニア以外にはさっぱりわからないこの「ブロックチェーン」。エンジニアじゃないから知らなくて良いかと言われると、それはとても勿体無い話です。みなさんが毎日通っているお仕事の現場や経済社会の概念がガラリとひっくり返る可能性がある・・・というより変わります。それが明日なのか3年後なのかはわからないけど、必ず世界の誰かが仕掛けてきます。というわけでブロックチェーンについて説明しようと思います。

 

公開されるデータベース

 

いろんな情報を保存しておくデータベースというものがありますが、基本的にこれって管理者だけが自由にアクセスできるもの。

 

そんな当たり前の事が、ブロックチェーンでは変わります。

 

「内容はみなさんに公開しますからどうぞいつでも見てください」

 

・・・という話。何それと思いますよね。でも本当なんです。インターネットに接続されていればいつでも誰でも中身を見れます(その中身が暗号化されていれば、見ても意味はわかりませんが、見れることは見れるという事)。

 

データが公開される代わりに、「このデータは誰のものか」は匿名性があってわからないようになっています。例えば仮想通貨が送金されたというシチュエーションであれば、その金額はわかるものの、「誰が、誰に送ったお金なのか」はわからないようになっています。「誰」という情報までわかると、その人の資産がバレてしまって犯罪に巻き込まれる危険性があるので、そこを回避しているのです。

 

管理者ですら削除も変更もできないデータベース

データはすべて時系列で記録されますから、削除も変更もできません。「前に戻って削除」は禁止行為です。無理やり時間を巻き戻すことをするには、利用者の合意を得る必要があって、本当に特別な理由がない限りはできない事になります。

 

これまでコンピューターのデジタルデータというのは無限に複製できるというのが利点でした。そのため、写真や動画、音楽などのクリエイティブなコンテンツファイルは複製される事でビジネスが成り立たなくなってしまって、「ダウンロードさせるのではなくてストリーミングで楽しんでもらう」というビジネスモデルに変化してきたわけです。

 

ところがこのブロックチェーンでは、コピーの記録さえもずっと追跡できるようになるので、誰がいつコピーしたか、誰がいつ再生したか、というような情報も社会全体で共有できるようになるので、[su_highlight]クリエイターたちの生活を助ける[/su_highlight]と期待されてたりします。

 

ダウンしないデータベース

世界中のユーザーのコンピューターが協力して運用しているデータベースなので、悪意を持つハッカーやクラッカーなどが一つのコンピューターを攻撃しても意味ありません。必ず世界のどこか別の場所にあるコンピューターが運用を継続します。世界中の電気がなくなるとか、ユーザーが一人もいなくなる事がない限り、運用は継続されます。

 

信頼できる人のみがデータを書き込めるルール

悪意を持つ人が真実と異なるデータを書き込む事が無いように、信頼できる人のみがデータを書き込めるようにルールが作られています。

 

「信頼できる人って誰?」と思いますよね。これは私たちの実生活の中でも答えるのは難しい話で、ブロックチェーンの世界でもずっと議論されています。

 

「たくさんお金を持っている人は、世の中の人からたくさん感謝された証だから、たくさんお金を持っている人を信用しよう」

 

という考え方が主流のようですが、ブロックチェーンにも色々な種類があるので、それぞれルールが異なります(PoWとかPoSとか、色々な種類があります)。

 

これが社会にどう影響するのか

データを一つの企業が独占するという常識を壊すのがブロックチェーンです。つまり、企業ではなく利用者の方が強い権利を持つ時代になってきます。

 

利用する人(需要)に企業(供給)が合わせてくれるなんて、本来なら当たり前の事だなあ、と思いませんか? なのに大手企業は勝手に商品を作り、量産し、価格を決めて、私たち利用者に「買うの?買わないの?」と迫ってきます。

 

この常識が、もうすぐ(これから3〜5年後くらいには)覆るよ、という事です。

 

・量産型経済から、

・[su_highlight]オーダーメイド型経済へ[/su_highlight]、

 

とシフトしていくと考えられます。これを考えるとワクワクしますね。

 

-Article

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

「お金のいらない国」という本について

ZOZOの前澤社長が影響を受けたらしい本、「お金のいらない国」を読みまして、ちょっと頭が混乱しています。   「お金のいらない国」、読んでる最中だけどまるでAppleが昔作ったナレッジナビゲ …

Ableton Meetup Tokyo 「テクノスペシャル」見てきた

仕事を早上がりして電車に乗って1時間30分・・・恵比寿のリキッドルームで開催された Ableton Meetup に行ってきました。今回は待望の「テクノ編」! まさにど真ん中キタ! 質問したい事山ほど …

AI に仕事を奪われるなんて考えない方がいいよ

こんにちは。テクノ好きの皆さんは AI が好きですか? 嫌いな人はいないかと思いますが、「俺の仕事なくなっちゃうよー」なんて考えていませんか? 私も考えている人の一人です。先端技術は仕事どころか、結婚 …

海外製品のテクニカルサポートを利用する際の「コツ」

  こんにちは。   ソフトウェアアプリケーションやコンピューターデバイスなどを使っていて、わからないことは困った事があった場合、皆さんはいつもどうされますか?最近では誰にも聞かず …

これから来るIT社会でも、音楽をやる事が超重要である理由

僕は小学校の頃から音楽を始めました。一時期は音楽で食べていきたいと考えて上京し、猛烈に勉強しました。今は音楽を仕事にすることは諦めて、ITの仕事で生計を立てています。そんな僕でも、音楽は続けるべきだと …

検索

Twitter Button

 

uPlayer(ユープレイヤー)