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欲しいものが2つあって選べない時の決断術

こんにちは。

 

日常生活の中で必要なものを買うのには特に難しい事はなくて、普通に安いところから買えばいいのですが、「これがないと生活できない・・・[su_highlight]わけじゃない[/su_highlight]」ものって、買うべきかどうか迷いますよね。

 

私の場合、大抵がコンピューターか楽器でものすごく悩みます。

 

以下、迷いの遍歴(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

それが高額になればなるほど悩みます。何時間も、何日も、何回も自分の銀行口座の金額とにらめっこして、その製品の技術仕様などの情報や、既存ユーザーの口コミなどをしらみつぶしに調べまくります。

 

人は物を買う時、なぜ悩むのか?

 

なぜ悩むのか。それは、「行く」か「やめるか」を決めるのは自分自身であって、他の誰でもないから。当たり前ですが、これが他人にアドバイスをしてもらえる時とそうでない時で、心労の程度が天と地ほどに違います。

 

自分の心が「欲しい!」と思っているのに、

自分の心が「買うな!」とブレーキをかけられるかどうか。かけられなければ買って終了(笑)。押すか、押されるか、の戦い。

 

昔なら、扱っているお店に行って店員にあれやこれやと相談しました。何時間でも相談して、背中を押してもらう(買うよう説得されるだけだけど)事が出来ましたし、まあさり気なく「ちょっと考えます」なんて断ることもできました。

 

しかし最近はネットの時代。オンラインで安いお店は見つけられるものの、個人的な事情や迷いや悩みを延々と聞いてくれるお店は格安サイトになればなるほどほとんどありません。一方、Apple等の大手のオンライン直販サイトの場合は専門スタッフとのチャット相談ができたりしますが、楽器となると・・・ほぼない(笑)。

 

以下、一人でブツブツつぶやく毎日。

 

 

 

 

 

 

 

 

「スペック」と「ポイント数」を制限時間内に調査できるか

 

さらに、欲しいものが2つ選択肢がある時は難しいでしょう。調べるものが倍増します。

さらに、毎年恒例となった11月11日の「いい買い物の日」のように購入期日が限定されていると、もっと始末が悪いです。

 

毎日の仕事の事、家庭の事、そしてこの買い物の事が重なると集中力がものすごいことになって、ろくに会話も成り立ちません。

 

機材スペックだけでなく、[su_highlight]ポイント還元率[/su_highlight]との計算もしなければなりません。Tポイントや楽天ポイントなど、キャンペーンによって「一体合計何パーセント付くんだよ!」ともう、わけが分からなくなってきますよね。

 

スペック調査などで毎日の貴重な時間がどんどん奪われていく中で、どうしても1つに「決断」できないようになってきます。頭が冷静に判断できない状態になってくるのです。

 

「あんなに時間かけて真剣に調べたんだ。もう何かこう、こいつとは”縁”を感じるんだ

 

なんて事になると、2つとも時間をかけて調べまくっていたとなると、2つとも買わなくてはいけない理論になってきます。だんだん自分を説得し始めてしまうのです。

 

「お金?無くはない。え?でも今後どうなるか?そんなの考えてる時間ない。もうあと3時間以内に購入しないとポイントが減るんだ、決めねば・・・(うんぬん)」

 

解決策はこれ

 

こんな時、私は次のようなアドバイスを自分に与えます。

 

  • とにかく、[su_highlight]自分が惚れたもの[/su_highlight]であること。
  • 自分の意に反して他人が勧めてきたものや、単に他人が使っていてカッコよく見えただけのものは、自分に似合うとは限らないので、選ばない(これを買っても結局自分がもともと惚れていた物への未練は消えなかったりするんで)。
  • コミュニティーやブランドの戦略に好感が持てること(何を課題とし、何を価値と見るのか)。
  • ただし、自分が惚れたんだけども製品スペックが満足できないものは、選ぶべきではない(当然ですが)。
  • 金額的に無理なものは、この世には存在しないものとして忘れる事。

 

つまり、自分の「[su_highlight]納得度[/su_highlight]」を判断するのです。

自分の心に耳を傾けましょう。

 

金額的な価値判断のコツ

 

やっぱどんなに欲しくっても、お金がなければ買えません。お金はあるからといって買えるとも限りません。

 

「この金額を支払っても本当にいいのか?」「これだけの価値が本当にあるのか?」と、これもまた迷いますよね。

 

金額的に価値を判断する時、こう考えるようにしています。

 

  • 「これを作っている人や販売している人は、この製品を愛しているんだ」
  • 「このお金が、彼らの給料になり、そしてその人が支えている家族を幸せにするんだ」
  • 「私もこのコミュニティーの仲間になりたい」

 

もしこの気持ちに納得できるなら、支払ってもいいと考えます。

 

相手はあなたがお金を払っても、あなたのためだけに開発を続けるわけではありません。メーカーは、不特定多数のユーザーの声や需要をまとめて、最も多くのユーザーがお金を払いたくなる機能を実装してきます。フェアじゃない!と思うかもしれませんが、これがビジネスなのです

 

これはとても重要な事。仮に製品価格が10万円としましょう。

あなたが10万円を払って、その製品を開発してくれた人と、その家族の生活を支えてあげようとします。しかし、メーカー側はあなたを含む全てのユーザーの要求事項をまとめて考えるのです。10人のユーザーが購入したとすると100万円の売り上げです。

その100万円を使って給料を支払い、そしてまた多くのユーザーに買ってもらえる製品を作るわけです。

 

つまり、もしあなたがその他9人のユーザーと価値観が合わないタイプの人だとすると、あなたの要求は聞き入れられず、「他の9人の要望が優先される」可能性が大いにあります。

ということは、そのユーザーコミュニティーの雰囲気や価値、キャラクター、考え方に近いかどうかも重要なチェック項目と言えるでしょう。

 

 

「決断」とはつまり「納得」

 

購入時の不安というのはつまり、「購入した後、どういう展開になるかが予想つかない」(予想している時間がない)所からくるんです。

 

頭が冷静な時は、将来を予想する余裕があるはずなのですが、時間に追いかけられていると、焦れば焦るほど、そんなこと考えられなくなります。

 

判断時の優先順位としては以下の通り。

 

  1. 金額的に高額でも、それを使う事で何か[su_highlight]収益化[/su_highlight]が見込めるか(見込めれば、それは”負債”では無く[su_highlight]”資産”[/su_highlight])
  2. 自分が惚れた「欲しいもの」がスペック的に合格するかどうか。
  3. 自分がすでに所有していて、いつも使っている「惚れている物」と組み合わせた時に、[su_highlight]きちんと協調してハマルか[/su_highlight](両方とも輝くかどうか)。
  4. 過去のブランド戦略やコミュニティーメンバーと自分の価値観が近いか。
  5. 「[su_highlight]自分ブランド[/su_highlight]」が確立できるか。
  6. 購入後、もし何らかの都合で手放すことになっても納得できるか。

なんか、生き物を我が家へ迎い入れるときのようでしょ。つまり自分を納得させるには、物を擬人化するしかないんです。新たなパートナーを自分のファミリーに迎い入れると考えると、自分の心の動き方や納得感が整理できます。

 

とまあ、私なりの考えですけどシェアしてみました。これからクリスマス〜新年と買い物シーズンになります。参考になればいいなと。ではまたー。

 

IT Engineer, Track Producer, Video Game Remix, Ad PV BGM.

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