よく言う「プロフェッショナル」って何?
サラリーマンは指示された仕事を正確にやる、我慢してやる人の事だと思われていて、それに対してフリーランスや自営業は「プロ」と称されたりしますよね。でもサラリーマンにも「プロ」っていると思ってます。多分、年収1,000万以上くらいからかな、と思ってますが。
プロのサッカー選手とか、プロの野球選手とか、あるいはプロのミュージシャンとか色々種類はありますが、だいたい共通している事あって、それは、
・顧客からの依頼に完璧に応える人とか、
・締め切りに遅れない人とか
いろいろな解釈があるみたいです。
自分はかつて、「依頼されたことよりその期待以上のものを期限内に納品してお金を稼ぐ人」と言う定義にしていたんです。でも最近、経済の勉強をしている中で、少し見え方が変わってきました。
プロの定義として、
・私に8千円くれたら、
・あなたが1万円稼げるようにしてあげるという風に考える事にしました。
ここで、サラリーマンの上司を顧客と考えるとさらに面白い。・私に20万円くれたら、
・あなたが30万円稼げるようにしてしてあげます、と。— uPLayR (@Uplayr) February 8, 2019
どんなビジネスも、投資と考えろ
投資って、まあ株式投資とか投資信託とかいろいろあるんですけど、「支払った額よりも増えるものに払う」という考え方。価値が下がるものにお金を払う人はいないでしょ。そこは当然ですよね。
で、それって投資だけじゃなくて、世の中全てのお金の動きって同じだと気が付いたんです。
洋服を買うときも、
「これを着ると、あの人たちからかっこいいと思ってもらえる。だから、買う」
というわけです。お金を払っても元が取れるからお金を払えると。
お客様に何かのサービスを提供するビジネスをするとして、価格を決めるのはあなただとします。
1万円の価格を付けたとして、お客様が
「これは思ったより安い。元が取れるぞ。だから買う」
と思った時だけ、お金が移動してくるわけです。
言い換えると、10,000円払っても、12,000円の価値があるぞ、というように感じられなければ成立しないわけです。
このように、価格以上の価値となって返ってくる(それが1ヶ月ごか1年後かわからないけれども)。そんなサービスが提供できてこそ、「プロ」だなと感じるようになりました。
人を幸せにすることで、おこぼれをもらうのがプロ。
— uPLayR (@Uplayr) February 8, 2019
「プロ」なサラリーマンとは?
これも同じで、会社の上司(雇い主)から一定の給料をもらうためには、その上司(または会社)にそれ以上のリターンが得られると思ってもらう必要があります。自分がもらうお金は、あくまでも「おこぼれ」です。
ということは、自分も会社も両方とも儲かるという事、つまり「Win-Win」でなければならないという事なんですね。
よくわからないから、上司から言われた事だけをやる人はロボットと変わりないのでいつかロボットにリプレースされます。
上司の手間を減らしてあげられる人は、いろんな会社から求められるので、自分の名前で仕事が取れるようになります。サラリーマンでもそんな「プロ」はいるわけです。
「プロ」のクリエイターとは?
プロミュージシャンやプロの作曲家、プロのWebデザイナーなどのクリエイター職の人とってはどう考えたらいいでしょうか。
これも同じ定義に当てはめられますよね。
[su_highlight]「この作品で、あなたはさらに儲けられますよ」[/su_highlight]
というものを作れたら、プロです。
それが間接的にでもいいと思います。「素敵な曲を聴いて元気が出たからもっと働く事が出来た」というのでもいいし、「この作品を映画に使ったらたくさん売れた」というのでももちろんいいですよね。