Ableton Live のプロジェクトファイル構造【基礎編】
楽曲を作成した後で、そのファイルをバックアップしておきたい場合に、そもそもどんなファイル構造なのかを理解しておきたくなります。
LiveセットはLiveプロジェクト内のソングデータ
ファイル > 「Live セットを別名で保存」 というメニューがありますが、これは何を意味するのか。
「Liveセット」とは、「Liveのプロジェクト」内に保存される楽曲ファイルの事です。
公式マニュアルだと意味がよくわかりません。
新規の「Liveセット」を保存すると、自動的に「新規プロジェクトフォルダ」の中に「セット(.alsの拡張子)」が保存されるので、あれ?と混乱すると思います。
例えば、「testSet」という名称でLiveセットを保存すると、このように「testSet Project」という名前のフォルダが作成されます。
しかし作成したLiveセットというソングデータファイルは、このフォルダ内に保存されている「testSet.als」というファイルです。
als = Ableton Live Setの略。
プロジェクトフォルダーのバックアップやコピー
別のコンピューターにAbletonのプロジェクトフォルダーをコピーしたい場合はどうするか。
まずは、
- バラバラの場所にあるサンプルファイルを一箇所(プロジェクトフォルダ)に集める。
- 集めたら、そのプロジェクトをZip圧縮して、別のコンピューターへコピーする。
- ユーザーライブラリー自体をコピーする方法もある。