この時代にデジタルミュージックをやる意味はあるのか?
毎日、お仕事お疲れ様です。このブログにアクセスしていただいてありがとうございます。
さて、このサイトにアクセスされる方は音楽が好きでしょうか?音楽といってもいろいろありますよね。バンドで演奏するのが好きな人もいれば、ただスマホでプレイリストを聴き流すだけの人もいます。ライブハウスで飲みながら音楽を聴くのが好きな人も、はたまたフェスで友達と盛り上がるのが好きな人も。そして、我らが「コンピューターで音楽を作るのが好き」な人も。
先日、20代くらいのコンピューターエンジニアと話す機会があって、音楽は聴くのは好きだけど作りたいとは思わないと言われました。「なんで?」と聴いたらちょっと考えた後に、「お金にならないから」という答えが返ってきました。これは言い換えると「世の中には聴くための音楽は溢れかえっているから、あえて自分が作っても喜んでお金をくれる人なんていない」という意味だと思います。
音楽を記録して再生する技術として「蓄音機」が開発されてから、どんどん音楽をためていく事が出来るようになり、今では新曲を作っても世の中の人にはあまり喜ばれない時代になってきたのかもしれません。
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結論:今だからこそやるべきです。
ポジショントークだろうと思われるかもしれませんが違います。その理由は次の通り。
- AIの時代になって機会的な単純労働の仕事が減る
- 少子化なのでグローバルビジネス必須になる(日本人は英語が苦手)
深掘りしていきます。
AIの時代になって機会的な単純労働の仕事が減る
これはもう今更な話題ですが、読んで字のごとく、これから人間は「設計」や「企画」の部分を担当することになり、そのプラン通りにAIやボットが「働く」ようになってきます。UIPathやAutomationAnywhereをはじめとしたRPA業界はすでに駆動しており日本でもものすごい勢いでシェアを伸ばしています。人間にはもっとクリエイティブな発想が求められ始めているのです。
日本は少子化なのでグローバルビジネス必須になる
日本は少子化だと言われていますが、これは言い換えると「人口が減る」ということです。それがどうした?とまだ意味がわからない人のために解説しますと:
- 日本人の数が減る
- 国が税金を集めにくくなる(国のお金が減る)
- 国はお金がないので公共サービスの質が減る(道路工事や学校、市役所の仕事の数や仕事のスピードが悪化するなど)
- それだと生活水準が悪くなるので民間企業が参入し始める(でも日本人は少ないので多くが外資系。特に中国系企業などが増えるかも)
- 民間企業に依存した生活になるので、外国企業に征服されたような世の中になる
- 今更、日本に優位な法律を作ることすらできなくなる(実質的な国の買収)
これが嫌な人は、自分たちで作ったサービスを日本人ではなく(お客さんの数も減るので)外国人に売ることになります。しかし、日本人は英語が苦手。さらに外国人のカルチャーギャップにもしどろもどろ。
そんな時に、「音楽」が生きてきます。
英語ができなくてもリアルタイムに海外からコメントがどんどん入ってくる!
あなたが作った楽曲をネットにアップしましょう。YouTubeやSoundCloudなどは視聴者からコメントが即座に入ってきます。相手が書いた英語はすぐさま「Google翻訳」に打ち込みましょう。最近では動画制作を行っている企業がBGMを求めるためにいちいちフリーのミュージシャンにお願いするのではなく、「[su_highlight]AudioStock」というプラットフォームサービスを活用しています[/su_highlight]。フリーのミュージシャンが自分で制作した楽曲をここにアップロードしておくと、動画制作企業が購入してくれて収益が得られます。この[su_highlight]AudioStockは海外展開にも積極的[/su_highlight]なので、ひょっとしたら少子化の日本を救うベンチャー企業として大きく化ける可能性があります。個人的にはここの成長スピードはグローバルレベルで見ても目を見張るものがあるので要注目です。
結果:今、音楽を使ってネットでグローバルにつながるのはほぼ「義務」です。
音楽以外、例えばアニメでもいいと思いますが、外国の人が求めるのは「日本人らしさ」だったりします。なるべく珍しく、かつ「キモくない程度」にオリジナルなサウンドを出してみましょう。といってもそんな簡単にできないです。だから面白いのです。
さらに2020年からは5Gのサービスが増えてきますから、音楽のようなリアルタイムにコラボするデジタルサービスもどんどん増えてきます。
今からでも遅くはないです。会社から帰ったらビールを飲みながら30分くらい音楽を作ってアップしていきましょう。では。