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【DIY】電動自動昇降デスクのFLEXISPOT EJ2
自宅スタジオで作業するにあたって、座るべきなのか、それとも立つべきなのか、時々モヤモヤしませんか。
座りっぱなしは血行にも悪く、頭もボーッとしがち。
なるべくなら自分の気持ちのテンションや、心の声、体のコンディションなどに耳を傾けてみて、立ちたい時は立って作業を出来る自由は確保すべきだろうと思います。
諸事情でちょこっと予算ができたので、念願の自動昇降デスクをゲット。
自動昇降デスクの定番、FLEXISPOT
自動昇降デスクには主に、
- ガス圧式
- 電動式
の2種類があります。
ガス圧式は、レバーを操作するとガスの圧力で勝手に高さが高くなるやつで、オフィスチェアでおなじみですね。レバーでロックを外すと上に上がり、上から力を加えると下に下がります。
チェアーの場合はロックを外して座るだけで高さが下がりますが、デスクの場合はそう簡単にはいきません。
レバーでロックを外したら、思いっきり天板の上から力を加えて下に押し込む必要があります。
その分値段がリーズナブルなので、「タンスのゲン」のデスクを買おうかなと心が動きましたが、よく考えてみたら天板の上にそこそこの空きスペースがないと、手を置いて上から押し込めないわけですね。私はガジェットが多いので天板に空きスペースが作れるわけもなく、ギリギリで却下。
いろんなサイトで調べた結果、若干お値段は高めになりますが、FLEXISPOT EJ2を選択しました。
FLEXISPOTのEJ2は高さを最低にした場合でもそこそこの高さになるので、身長が低い方は別モデルの方がいいと思います。
このモデルは天板がついていませんので、これまで使っていたデスクの天板が気に入っていた場合はそれをそのまま流用することができます。
私の場合、今までが120cm x 60cm の広さでちょっと手狭で、今回は140cm x 70cm へ広げることにしたので、天板を別途購入。
さらにFLEXISPOTはとんでもなく重いのに私は2階に設置する必要があり、ホームセンターでなるべく軽い天板を探し、パイン材のものを選択。
参照:テーブル木材の選び方
天板(140cm x 70cm)の入手
シェルティーくんにもお買い物に長時間付き合ってもらいました。
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ホームセンターでパイン材の板を見つけ、同時にカットまでお願いしました。
角には若干アール(丸み)をつけて、さらに一箇所に穴を開けました。
この穴(穴の中心は板の端から約7cm、直径6.5cm)は重要。ケーブルを通すためだけでなく、天板の塗装などの作業時に便利な取手になってくれて大助かり。
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大きい板なので車に積むのも工夫が必要でしたが、なんとか持って帰れました。
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この段階ではまだ板は若干トゲトゲしているので、まずは紙やすりをかけます。
#120、#240の順番でかけていきます。数字が低い方がザラザラしていて、数字が大きいほどツルツルします。
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こんな感じにかけます。
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それが終わったら、この板に「ワトコオイル」というやつを塗ります。今回は「エボニー」という色です。
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参照:ワトコオイルの塗り方と上手に仕上げるコツをザーッと解説するよ
塗るとこうなりました。まるでカフェテーブルみたい。
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塗ったらまたサンドペーパーをかけます。
両面塗って、2〜3日ほど乾かします。
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FLEXISPOTの組み立て
続いて、FLEXISPOT本体の方。
無茶苦茶な重さです。自分で箱を担ぐことはできないと思いましょう。
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本体の組み立ては、(重いことを除けば)問題なし。とても簡単です。
ひたすら六角レンチで組み立てていきます。
スタジオが2階なので、パーツを組み上げる前に2階へ運んで置きました。
まずは、ひっくり返した状態で組んでいきます。
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足ができました。
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足ができたら、天板に載せます。
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天板の位置を決めて、インパクトドライバーでビスを打ちます。
天板の端から2cmくらいのところにしました。
でももっと内側でも良かったと思います。
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ビスうち。
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電動部分の本体にケーブルを挿します。
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ケーブルカバーを取り付けます。
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タッチパネル式のコントローラーもビスで留めて、よっこらしょとひっくり返します。
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天板の仕上げに、「wood food」というワックスを塗ります。
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そこらへんの布で、ワックスを板に刷り込みます。
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ケーブル用の穴に、配線孔を挿します。
これはいろんなものが出てるのでお好みで。
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これで完成。
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ものすごくお気に入りのデスクになりました。
電動式を選んだのも正解。おかげで作業に集中できます。
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