良質なテクノの条件殴り書き
「良質なテクノってどんなテクノなのか」を毎日リサーチしているわけすが、たまりすぎて自分でもいっぱいいっぱいになってるんです。どんなものなんかとりあえず書き出してみようと思いました。暇な人は見てみてください。多分、何も得られるものはないかと・・・。
でもこれらを使って、次のトラックに新しいテイストを追加したいと思っています。
基本編:
- DJが曲をかけていて、その次に自分の曲がかかったらどうなるか?をイメージして作る
- 複数トラックが絡んでループパターンを構成する
- ビートの後ろには残響ノイズしかない状態
- 5小節目頭に小さな変化入れれば8小節目に変化はなくてもおかしくない
- ビートはループを維持しながら、それ以外は長いスパンで自由に(ループではない)演奏をする空間
- 聞き慣れない音色と、ジャンルでよく聞かれるおなじみの音色を各トラックに置き、それらを組み合わせて世界観を作る
- フィルターの操作方法。バースの真ん中で開き、終わりで徐々にしぼむと自然にループできる
- 同じフレーズループでも、FM系や倍音強調成分を徐々に足す
- 深いリバーブで、よく聞き取れないフレーズ
- ずっとペダルベースでも、ここぞというところでベース音を動かしコード感を急に引き出す
- リードフレーズは曲中(ループせず)どんどん変化
- リバーブでディケイの長い、ドーンと鳴るロングキック
- 「盛り上がってサッパリした」音楽ではなく、先にうっすら光を感じさせる美学こそテクノ
- 1小節内に音を詰め込まない。ちょっと物足りないから繰り返し聞きたい、とするくらいが良い。お腹いっぱいにするとループを求めない。
- リバーブの残響が世界観を作る
- 同じなフレーズだから次もこうなる… と思わせながら突然想定外の不思議な変化球を入れる。実はさっきのフレーズは変化球で、実は本物はこれだった的な。
- パターンが読めてきたら「面白い」破り方をする
- 何でもまずはモノマネパロディーのつもりで遊んでみる
- ビートではなくリフから作る
- メロはループ終わりに、緊張した印象(未完成な印象)でフレーズが終わり繰り返されると、ループに「再確認したい」という意味付けがでてきて気持ちが良い
- 後半だけに登場するメロ
- ピッチ変えながら鳴るクローズハット
- 同じ楽器で音程を変えるとパーカッションではなくメロディー化する。
- ンタンタ、またはンンンタ、というくい系は定番
- 8小節目でフィルイン的な変化をつける
- 1小節目と2小節目のパターンが違い、それがセットになって繰り返すとまるで会話してるような雰囲気が生まれる
- ドラムは全て違う音程の集まり。コード感は希薄になる。コードチェンジがないなら音程楽器のフレーズに休符が長い方がいい。休符がなく音符が多く詰め込まれると、まるで変化のないコードのように聞こえて息苦しい
- ドラムのミュートで歌わせる
- Aメロ、Bメロ等の構成をきちんと作ってみる。展開進行しない曲はだるい。インストなので主役モチーフメロディーが最後まで引っ張る
- 音色選びは帯域選び
- フィルター変化は、1小節目の頭から8小節目までゆっくりとした変化が醍醐味。でもフィルター切りすぎる(閉じすぎる)とミッドレンジがスカスカになる。その場合GAINで音量レベル操作する
- 1トラックだけ聴いてもノレルフレーズを探す
- 音量変化:16ビートでもどこかにアクセントを感じる事
- ビート変化:クオンタイズをかけすぎない。うっすらスイングかけること
- ピッチ変化:アナログ機器を使う、ホワイトノイズを足す
- 時間変化:ゆっくりと音量・ピッチ・音色を変えていく
- 左右定位:キック、ベース、メロはモノラルにする
- 周波数定位:ベーストラックは使わず。ロングキックとサブベースとリードで空間を持たせる
- クラップはオフビートに
- スネア不要
- ライドはオープンハットの代わりになる
- クラシックなコード感は使わない。つまり綺麗にハモってはいけない
- ループフレーズのフィルター開きながらキックを抜く
- リバース系、フィルター開く等のアクションはフィルインの代わりになる
- 8小節ごとに深いリバーブのクラップ
- ライトキックの場所でホワイトノイズを入れ、次の小節頭でローキックが入る
ブリッジ部分のネタ:
- 低音キックなし部分でスピーチボイスのループ
- 低音キックなし部分でパッドでロングメロディーを入れる
- ディープロングリバーブキックを一発
- 最後の1小節でフィルインの代わりにロングパッドでそのまま1小節目へ
- 低音キックなしでスネア連打で頭に戻るけどリズムだけ
- キックなし部分でフレーズのリピート間隔を短くする
- キックなし部分で4度下のパッドを追加
- 「Hey」などのボイスを8小節目最後の8分音符に入れる
- 低音キックなしでハイトーンを入れる
- 低音キックなしでリピートフレーズの頻度を下げる
- 低音キックなしでストリングスフレーズ(最後だけフレーズ変える)
- アシッドフレーズでゆっくりフィルター開く
- ブリッジの最後で一言
- よくわからないランダムなぶつ切りフレーズがブリッジに入る
- 16分スネア
フィルの小技:
- シンセリード一発音を1小節鳴らす
- 16分ハットまたはシェイカー
- ホワイトノイズで終わり、クラッシュ系ノイズが頭に入る
- 8分音符キックを入れる
- フィルインがわりにサブフレーズを入れる
- 新しい2小節ループフレーズが入る
体が動く条件:
- 16分シーケンスである
その他使える小技:
- んーんタ(16分)
- 2小節目の最後8分で「タン」
- 2小節ごとに、タイミングはそのままでノートが変わるパッド
- 8小節目から次の1小節目のフレーズが入ってくる
- 16小節目だけリピートフレーズを変化させる
- LFOでトレモロするリード
- ブリッジ入る前にハットのピッチ下げる
- プリディレイ付きリバーブ
- Aフレーズ、Bフレーズで分けて構成
- 8小節目のフィル
- ベースレス楽曲
- 1つのリフを最後まで演奏する代わりに、音色は途中で変化させる
- 同じAリフを続けながら別のBリフを一時的に重ねる
- 8小節+8小節で1ペア。
- 16小節超えてもまだ聴きたければ正解
エンディング:
- シンセの余韻とリズムだけにしてサクッと終わる
以上、殴り書きでした。